海外に商品を送ったり、輸出入ビジネスを始めたりする際に最初に直面するのが、「どの物流会社に依頼すればいいのか?」 という問題です。
国際物流とひとことで言っても、海上輸送・航空輸送・宅配エクスプレス便・越境EC特化型など、サービスは多岐にわたります。

本記事では、用途別におすすめの海外輸送企業を整理し、さらに 物流会社の選び方・失敗しないポイント を徹底解説します。
これから海外輸送を始めたい方、コストを下げたい方、フォワーダー選定に悩んでいる方は必見です。


1. 海外物流を依頼する前に知っておくべき基本

海外物流の仕組みは複雑に見えますが、基本を理解すると会社選びが格段にラクになります。

■ 国際輸送の種類

海外輸送には主に以下の4種類があります。

  • 海上輸送(コンテナ便・LCL):大容量・低コスト。リードタイム長め
  • 航空輸送:高速・信頼性高いがコストは高め
  • 国際宅配便(DHL・FedEx・UPS):書類〜小口荷物の配送に最適
  • 越境EC専用配送(ePacket、SF Expressなど):個人向けEC販売に向く

■ フォワーダー vs 宅配便の違い

  • フォワーダー(国際物流会社):大口貨物、輸出入書類、通関対応まで一括支援
  • DHL・FedExなど:スピード重視の小口配送に特化

自社のニーズに合わせて選ぶのが重要です。


2. 海外物流の手配に強いおすすめ物流企業一覧

ジャンル別に信頼できる企業を紹介します。


■ 海上・航空輸送に強い総合フォワーダー

0. 株式会社ノーパット(海外物流サービス)

株式会社ノーパットの海外物流サービスはこれから紹介するさまざまな輸送方法を手配でき手間やコストを抑えることが可能です。

ノーパットの海外物流サービスを導入すれば、固定費なしで海外物流チームが即日手に入ります。

各種クーリエ手配から海上コンテナや各種航空便輸送、危険品、温度管理輸送を輸出輸入問わず対応いたします。少ない貨物でも全力で対応いたします。

1. DHL Global Forwarding(DHLグローバルフォワーディング)

世界最大級の国際フォワーダー。航空輸送の強さが圧倒的。

  • 特徴:スピード輸送、温度管理、特殊貨物に強い
  • 向いている荷物:食品・化粧品・工業製品など広範囲

2. Kintetsu World Express(近鉄エクスプレス / KWE)

日本企業として世界規模の強力なネットワークを構築。

  • 特徴:日系企業への対応品質が非常に高い
  • 向いている荷物:精密機器、製造部品、B2B輸送

3. Nippon Express(NX・日本通運)

大半の日本企業が利用する総合物流最大手。

  • 特徴:通関〜保管〜海外配送まで全部対応
  • 向いている荷物:量が多い商材、継続的な輸出入

4. Yusen Logistics(郵船ロジスティクス)

海上輸送の強さに定評がある日系企業。

  • 特徴:海上輸送のスケジュール安定度が高い
  • 向いている荷物:コンテナ輸送、重量物

■ 国際宅配便(スピード輸送)に強い企業

5. DHL Express(DHLエクスプレス)

スピードなら世界最強。配送品質に圧倒的な信頼。

  • 特徴:翌日〜3日で世界200か国に配送
  • 料金:やや高いが「早さと確実性」を買う企業に最適

6. FedEx(フェデックス)

アメリカ市場向けなら最強クラス。

  • 特徴:大型荷物・高額品に強い
  • 特に米国EC企業・工場向けに強いサービス

7. UPS

ヨーロッパ・アメリカ向けの宅配に安定感あり。

  • 特徴:法人契約で大幅な割引
  • Amazon FBA納品にもよく使われる

■ 越境EC向けの配送に強い企業

8. 日本郵便(EMS・ePacket)

個人〜小規模ECの定番。

  • 特徴:料金が安く、小物の配送に最適
  • 注意点:遅延が出る国もある

9. SF Express(順豊エクスプレス)

アジア圏のECに強い配送会社。

  • 特徴:価格が安く、越境EC向け物流に最適
  • 中国・台湾・香港向けに抜群

3. 海外物流会社の選び方|失敗しない5つのポイント

海外輸送は、料金だけで選ぶと失敗します。
以下のポイントを必ず押さえましょう。


① 目的地と輸送方法(海上/航空/宅配)の相性

例:アメリカに急ぎなら DHL、コスト重視なら海上LCL。


② 貨物の種類と条件(温度管理・危険物・大型貨物)

  • 食品 → 温度管理できる物流会社
  • リチウム電池 → 危険物対応の会社が必要

③ 通関対応の実績

海外物流では通関トラブルが最も多い。
フォワーダーの「通関品質」は要チェック。


④ 見積の透明性

海外輸送は追加費用(THC・D/O費用など)が発生することが多い。
見積書にすべて明記されている企業を選ぶべき。


⑤ サポート体制(専任担当者の有無)

初心者ほど、丁寧に対応してくれる会社の方が安心。
特に日系フォワーダーはこの点で強い。


4. 初心者はどこから始めるべき?用途別おすすめ

■ 急ぎの荷物

DHL / FedEx / UPS

■ コスト重視で大量輸送

郵船ロジ / 日本通運 / KWE

■ 小物のEC配送

日本郵便 / SF Express

■ 各社に連絡したり比較するのが面倒くさい場合は

株式会社ノーパットの海外物流サービス

貨物の内容物や貨物量や配送先などの条件に合わせて上記の輸送会社各社で最適な輸送方法を提案します。

輸出、輸入、航空便、海上コンテナ、温度管理輸送、危険品輸送などどのような輸送形態でも対応可能です。

書類の用意から梱包手配、倉庫まで海外輸送に関わる全ての業務をサポート化いたします。


まとめ|海外輸送は「用途に合った会社選び」がすべて

海外物流は複雑ですが、
“自社の荷物の種類・量・目的に最適な企業を選ぶこと” が最も重要です。

本記事で紹介した企業はすべて実績・信頼のある会社ばかり。
輸送コスト、スピード、サポート品質などを比較すると、
あなたのビジネスに合った最適なパートナーが見つかります。