目次
はじめに|展示会の“その後”をどう対応するかが成功のカギ
FOODEX JAPAN、食品輸出EXPOなど、国際展示会への出展を通じて海外バイヤーとの名刺交換や商談のきっかけを得る企業は年々増えています。しかし、「その後の商談対応がうまくできない」「言語や実務対応に人手が足りない」など、フォローアップでつまずくケースも少なくありません。
そんな課題を解決するための支援サービスが、株式会社ノーパットが提供する「海外営業部ドットコム」です。本記事ではその特徴や活用方法、実際の業務イメージを徹底解説します。
1. 海外営業部ドットコムとは?
✅ サービスの概要
「海外営業部ドットコム」は、海外企業との接点を作った後の営業活動の代行・サポートを専門とするアウトソーシングサービスです。自社に営業スタッフや語学対応が不足していても、「まるで社内に海外営業部があるかのように」外部委託できることが最大の魅力です。
✅ 提供元企業
- 運営会社:株式会社ノーパット(東京都台東区)
- 設立:2010年
- 対応言語:英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語など最大12言語に対応
- 担当者:TOEIC800点以上/輸出実務経験者が対応
2. 主なサービス内容

サービス分類 | 内容概要 |
---|---|
多言語メール代行と国際電話対応 | 展示会で交換した名刺やWEBサイトに届いた問い合わせのメール対応や国際電話で積極的にコミュニケーションを取りWEBミーティングや見積もりへの引き上げを行います。 |
WEBミーティング通訳対応 | WEBミーティングでの通訳を何度でも何時間でも必要に応じて対応します。また通常の通訳者とは違い貿易や国際輸送の知識を持っているため通常の通訳者以上の対応が可能です。 |
書類作成&翻訳 | インボイス、パッキングリスト、その他相手国での輸入通関に必要書類の作成及び翻訳 |
国際輸送・通関対応 | 年間10,000件の国際輸送実績をもとにコンテナ輸送から航空輸送手配、FEDEX、DHLなど多岐にわたる輸送対応を実施 |
前金買取制度 | 手付金しか払わないバイヤーの代金を同社が前払いし、販売先から回収リスクを全て代行。 発注時に税込で前払いしてくれるのでファイナンスリスクがなくなります。 |
特徴と強み
展示会直後の「即日対応」が可能
- 展示会で獲得した名刺情報を最短翌日にでフォロー。
- 英文メールのテンプレート化も可能。
- 企業側を「CC」に入れたまま対応するスタイルで、透明性と一体感も高評価。
実務レベルでの“営業代行”
- ただの通訳や翻訳ではなく、実際の見積・商談・価格調整・配送条件調整・契約書の作成まで対応。
- 海外展示会のブース運営も一部代行可能。
バイヤーの「買いやすさ」に特化
- 同社が日本国内で製品を買い取りを行い代金を一括前金で買い取る方式(最大100%)を提供し、バイヤーの負担を軽減。
- 信用調査やリスク管理も代行するため、販売者である日本国内の中小企業でも安心して海外への販売が可能。
活用シーンと業種別導入メリット
✅ 展示会フォローアップ(食品・酒類・雑貨業界)
- FOODEX/食品輸出EXPO/ギフトショー等で交換した100枚以上の名刺への一括アプローチを支援。
- 海外企業との接点獲得後のアプローチ→カタログ送付→WEBミーティング→価格提示→サンプル出荷→現地の輸入に必要な書類の調査→英語の契約書作成→成約→代金回収→海外発送→次回購入及び反響のヒアリングという流れを一貫サポート。
✅ 日常的な海外問い合わせ対応(EC・メーカー・工芸品など)
- Webサイトに多言語問い合わせフォームを導入し、海外からの受注や問合せに即対応。
- 「貴社スタッフが社内にいるように」返信してくれる点が強み。
✅ 地方自治体・支援機関との連携
- 地方企業の輸出支援を目的に自治体が契約を結ぶことも可能。
- 他にも金融機関や各種団体との契約数を強化を予定。
導入までの流れと費用感
✅ 導入ステップ
- 問い合わせ・ヒアリング(商品・目標市場・対応範囲の確認)
- 提案書・見積書提示
- 契約締結(業務委託契約)
- 貴社用メールアドレス・多言語フォーム開設
- 業務開始(展示会後即日対応も可能)
✅ 費用の目安
内容 | 料金(目安) |
---|---|
初期費用 | 無料 |
基本対応プラン(月額) | 約4,000円~50,000円 |
多言語問い合わせフォームの設置 | 上記費用に含む |
前金買取利用時の手数料(海外企業が負担) | 商品・バイヤー属性により個別設定(10〜20%程度) |
※月単位で依頼可能/短期契約も柔軟に対応
海外営業部ドットコムはどんな企業におすすめ?
状況 | 特におすすめの企業タイプ |
---|---|
展示会に出展しても商談フォローが遅れがち | 小規模メーカー、初めての輸出企業 |
社内に英語人材や輸出実務担当がいない | 食品・雑貨・工芸・飲料など幅広い業種 |
海外からの問い合わせを活かしきれていない | EC運営企業、BtoC系メーカー |
輸出リスク(回収・信用)に不安がある | 地方企業、スタートアップ、D2Cブランド |
まとめ|“海外対応できるチームや人材がいない、足りない会社”の最強の外部パートナー
展示会出展は販路開拓の第一歩に過ぎません。成果を出すためには、その後のフォローアップと実務の対応スピードが鍵を握ります。
「海外営業部ドットコム」は、“できそうでできない”部分を丸ごとサポートし、まさに“即戦力の外部営業チーム”として機能します。
外注ではなく、まるで「社内に海外営業部ができたような感覚」。
それが、海外営業部ドットコムの最大の価値です。